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「ピュアガール」レビュー

ピュアガールピュアガール
(2012/09/28)
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のレビューです。思わず

京都ちゃん(^ω^)ペロペロ

したくなるゲームでした(ろりきょぬー好きの人なんで
駄文ですが参考にしていただければ幸いです。

評価(☆→★→◎→○→△→×)
シナリオ・テキスト◎ テンポがいいですね 
グラフィック★ ななかまい氏。グリザイアでの活躍が光ります。単独でもすばらしい
エロ★ 変態とまではいかないシーンもあります
サウンド◎ 安心のクオリティ。抜きゲーにここまでいい曲使うから参ります
ヴォイス☆ 実力派さん揃い踏み。れもんちゃん役はやっぱりすごかった
ゲームシステム★ 扱いやすいコンフィグまわり



 変態とは純粋の裏返し。変態だからこそ、真っ直ぐに生きることができる。そんな人たちの面白おかしいエロばなし。


 思えばフロントウイングが描く変態像というのは、「私立アキハバラ学園」で確立された。「変態!? 結構じゃないか! 変態のなにが悪いんだ!」と公言して憚らなかったネコミミをはじめ、「ジャッパニメーション!!!」のボイスが印象的だったブッシュの雄姿が目蓋に蘇る。彼らは純粋な変態であると同時に、まじりっけのないオタクでもあった。彼らの中には、信念が確かにあったのである。
 ただ、かの作品はギャグ成分が強く共存していたこともあって、エロ成分が介入する余地がなく、濃厚な抜きゲーとまでは至らなかった。しかも、サブキャラクターの男どもがエロゲー史上に名前が残ってしまうほど鮮烈な印象を残していったため、ヒロインの個性は殺され気味だったように思う。まさに神をも畏れぬ変態だったわけである。


 フロントウイングは、それを教訓にしたのかもしれない。「ピュアガール」は、強烈な変態性を臆することなくエロに注入した。ギャグは変態性と並立共存の関係にはなく、そこかしこで一体化していると断じても過言ではない。
 ドリームハウスなる舞台設定を皮切りに、特殊性癖満載のキャラクターたち。随所に仕掛けられた「笑い」と「エロ」からは、「とにかく舞台と話は用意しておきました。あとは抜くなり笑うなり好きにしてください」と言わんばかりの勢いが感じられる。そういうアバウトな加減は嫌いじゃない。



◆星月そら
 ウザかわ科アホの子属の妹。紛れもない変態ではあるものの、巷でブラコン妹が氾濫している現在となっては、妹として強調できる部分に乏しいのが玉に瑕。精液フェチの設定が夜霧猫にコソ泥された感があり、シナリオを含めて、メインヒロインの中では最も不遇という印象が強い。背徳感もさほど感じられず、妹ポジを上手く生かせてない気がする。
 エロシーンの濃度に関しては心配ご無用。ただ、彼女が設定を生かした変態かと言われると、とてつもなく微妙なラインにいる。先に書いたように、ブラコン妹がエロゲー界隈でさほど特異な存在ではなくなってしまったからだ。精液フェチというチョイスも、変態性を強力に後押しできていない。変態というキーワードをコアとするには心許ない。

 ビジュアル面ではなかなか映える存在。やっぱり八重歯には目が行ってしまう。ななかまい氏の同人ゲーム「妹調教日記」の妹とは一線を画しており、氏のキャラクターの魅力を伝えるにはもってこいだろう。
 


◆京都
 かわいい系の守ってあげたくなる後輩。きょぬーという程ではないが、ロリきょぬー党にとっては何かクルものがある……かもしれない童顔キャラ。立ち絵とペロペロCGが文句なしにかわいい。ド変態(ドリームハウスの変態の略)の中にあって最も常識人に見えるが、やっぱりどうしようもない重度の変態さん。そのため、変態スキル発動時のギャップが圧倒的だ。平時との落差を味わう娘だと思う。
 恥ずかしがり屋を克服するために露出を頑張るといった奇抜な性癖のおかげで、青姦の出来がなかなかよい。夏にありがちなシチュに強みがあるのが特長だ。ややシーン数に恵まれないが、CG枚数自体は全キャラ共通の19枚+SD3枚。回想が少ない分、一つ一つの実用性に期待できるはずである。

 それにしても、チュッパチョプスをチュパっている時の音声がやたらとエロくて参った。彼女には“ペロリスト”どころか、“チュパリスト”を名乗ってほしい。



◆久千房夜霧
 変態スキルの“クラスチェンジ”が際立つヒロイン。ドS成分やオナニーマスターはいつしか鳴りを潜め、中出し願望やアナゥーや小道具が台頭してくる。オフィシャルのキャラクター紹介だけでは想像できない部分が多かった。シチュエーションよりもコスプレチックな方向に長じており、白スク夜霧や夜霧猫は、脳がとろけてしまうほどおねだりしてくる。これはたまらない。
 そもそも器具好きは鈴だったはずだが、オナニストからオナホマイスターへ至るクラスチェンジを経て、アナルビーズまで扱い始める始末。もう手に負えない。中出し願望についても、そら以上に精液へのこだわりが感じられ、一プレイヤーとしてはそそられるシーンが多かった。豹変がテーマだったのではないかと思えるほど、乱れに乱れまくる痴態は、明らかに他のキャラクターの「役割」を食っている。京都ちゃんと並んで、表と裏の乖離が激しいヒロインだった。
 比較的卑語も充実しており、そこを重んじるプレイヤーにとっては嬉しいキャラクターかもしれない。甘えとのコンボは、なかなかの破壊力を秘めている。


 
◆芽上鈴
 無自覚な変態の先輩。天然というのは、つまり純粋ということに他ならない。変態ということをあまり認識していない変態も珍しい。ピュアガールという題になぞらえるなら、この先輩こそが最も無垢な存在と言えるだろう。
 だが、無垢ゆえに器具好きという設定は受動的になりがちで、鈴自身の積極性を十分に引き出せなかった感がある。このゲームのミソは変態であり、その深さを追及すればするほどいい方向に進んでいくように思われるのだが、鈴はどちらかというと広さを追求してしまった感じがしてならないのだ。また、器具好きという印象を夜霧に持って行かれてしまったのは痛かった。
 ド変態のヒロインの中ではあまりにキャラ立ちが弱すぎて、結局、変な方向に流され続ける人に思えた。その意味では、鈴とそらは夜霧ルートの被害者と言ってもいい。


◆花鶏塚圭、羽桐れもん
 存在自体がギャグの域。圭は立場的にはアキバのネコミミに近しい存在なのだが、完全にシモの方向に突っ走っているおかげで悪目立ちしていない。それどころか、他のキャラクターの変態性を助長しており、よき相談役といったワンランク上の変態という位置にいる。
 れもんちゃんは最近流行の男の娘ポジ。やっぱり変態である。ただし、そもそも男の娘キャラの多くがこの娘みたいなギャグ要員といった役回りが多いので、さほど突出しているキャラとは言いがたい気がする。それよりも三十三七さんの演技がハマりすぎており、「んほぉぉぉぉ」と喘いでるところなどは、思わずツボにはまって笑ってしまった。圭・れもんちゃんは、共におまけルートにて攻略可能。なお、忘れてならないハーレムルートは、おまけとして完備してある。


 構成としては、メインヒロインの変態性を全面に押し出しつつ、サブヒロインはその助長とギャグに務め、アペンドの部分でサブヒロインパートとハーレムパートを詰め込んでいるといったところ。作りはいたってオーソドックスだ。
 全体的に統一感のある抜きゲーで、それぞれのシナリオはラノベ以上に軽く流せる内容。ギャグとエロを軽妙なテンポで追っていく今風の作品だが、メインヒロインの変態性が若干重複してしまったのが心残り。また、萌えゲーに親和性の高い絵柄ということもあってか、ところどころフェチの域で止まってしまい、生粋の変態まで突き抜け切れなかったのが惜しまれる。もっとも場数を踏んでいないプレイヤーにとっては、この限りではないだろうが。
 人それぞれの嗜好の問題もあると思うが、抜きゲーとしての要件は十分満たしていると思う。理由は単純、「エロい」からだ。また、主題歌・CG・テキスト……どれをとってみても、並みのエロゲーを軽く凌駕する高品質なクオリティを維持できている。流石はフロントウイングの開発陣といったところだろう。かく言う僕も安心してプレイできた。

 曲がらない、立ち止まらない変態たちの物語。その意味での「ピュアガール」。なるほど、うまいタイトルをつけたものだ。




【雑記】
 なぜ穂じゃなくて穗なのか。これは最後まで分からなかった。

 そらルートにて。ろれつが回らなくなると、時おりドラちゃんっぽい声が聴こえてくるのは僕の空耳か。
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「LOVELY QUEST」レビュー

LOVELY QUEST 初回限定版LOVELY QUEST 初回限定版
(2012/09/28)
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のレビューです。HOOKらしい作品なのですが、そもそも「Strawberry Nauts」の評価が微妙な人がプレイすべきではなかったかもしれません。それよりも、さらに微妙な評価になってしまいました。

評価(☆→★→◎→○→△→×)
シナリオ・テキスト○
あまりに平易すぎて、人によっては欠伸が出るかもしれません
グラフィック○ 
若干サブキャラに崩れが見られます
エロ○
HOOKにしては頑張っていました
サウンド○ 
そこそこです。強みはないですが安定しています
ヴォイス◎ 
声はいいんですが、エロシーンの時に背景音としてヒロインの喘ぎが入ります。これが不要でした。
ゲームシステム◎
使いやすいほうでしょう


 キャラゲーであるにも関わらず、店舗特典に偏りが出たのが不思議でならない。HOOKらしい抑揚のないキャラゲー。


 HOOK作品のレビューを書こうとすると、いつも似たような感想になってしまうのだが、今回もお家芸となって久しい波風立たないシナリオは健在だった。主人公はいたって没個性的な青年だし、大半のヒロインは主人公にべったりだし、シナリオは紐解く必要がないほど平易で読みやすい。イチャラブゲーとしての存在感は、「Strawberry Nauts」の次点に甘んじる作品だと思う。
 僕は「絶対シナリオ至上主義」といった強硬派ではないので、シナリオの盛り上がらなさに口を挟むつもりは毛頭ない。ただ単に、件の婆様からはじまったこの路線が結構な年月を経たにも関わらず、いまだHOOKが殻を破れないことに痺れを切らしそうなだけである。HOOKの漣さえ立たない湖面のようなシナリオを長年見続けていると、そこに石を投げ入れたくなってしまう心理が働くのだ。


 この作品はラブリースマイル活動が作品の要となっているが、屋台骨を担うにはかなり頼りない印象だった。純か不純かという問題は、ヒロインと結ばれることがハナから分かっている以上、さほど軸として機能せず、擬似的なシチュエーションプレイとしての意味合いが強くなってしまった気がする。キャラクター性重視のプレイヤーにはたまらないイチャイチャもあるが、意識しないキャラクターのラブスマは、さほど琴線に触れないのが難点だ。
 女の子サイドの気持ちを覗けるガーリートーキングに関しては、ちょっとしたスパイス程度のもの。キャラクターの内なる想いを覗けるので、人によってはグッときてしまうことだろう。


 シナリオが平易なために、ライターの足並みが一様に揃いやすかったようで、シナリオの出来不出来に関してはまずまずの統一感がある。ライターのネームバリューから分かるように、キャラゲーとして成り立つレベルの作品に仕上げる実力は、それぞれがお持ちとお見受けする。エロシーンもこのメーカーとしては上々か。キャラゲーとしての優秀な側面は持っているように思う。


 しかし、メーカーが謳っているような、「真の純愛」ゲーとしての地位を確保できる作品とは言いがたい。純愛こそがHOOKの真骨頂と声高らかに喧伝するのは大いに結構だが、小手先のシステムで幻惑しようにも、毎度のことながらストーリーの構成があまりにクラシカルすぎるのは積年の課題だ。これは「_summer」の頃からのアキレス腱で、冒頭から好感度MAX状態の子が多いがゆえに、イベント一つ一つを手に取ってみても、まるで重みが感じられない。今回はラブスマそのものも、純愛と非純愛の差別化を試みる上での都合の良いディテールと化している感すらある。


 また、純な意味で結ばれることを純愛と呼ぶのかは定かではないが、HOOKはこの点に対して納得できる答えを作中で用意できなかったように思えてならない。その最たるものが、近親相姦ごとをあっけなくスルーしてしまう点だ。主人公と水穂はもとより、事態を把握した羽美の反応もなんだか異様に思え、どうしても説得力に欠けてしまった。これだけは、「愛があれば大丈夫」で済む話ではないだろう。それを無視してしまった以上、純愛モノとしての意図には少なからず疑問符がつく。
 よもや、「波風立たない恋愛劇こそが純愛」とはライターも思ってないだろうが、HOOKが目指す純愛ゲーのベクトルは、純愛ゲーの探求というよりもキャラゲーの量産のほうに傾きつつある気がしてならない。そこは危惧すべきだろう。

 
 もっとも優秀なキャラゲーと太鼓判を押そうにも一つだけ疑問があって、なにゆえ描き下ろし特典が水穂ばかりに固まってしまったのか。これがどうにも解せない。羽美、いろは、綾花はまだ救いがあるものの、アイノに至っては、描き下ろし特典そのものが存在しない。こればかりは流通各所のみぞ知る大人の事情なのかもしれないが、調和の取れたシナリオを鑑みるに、ここまで不均衡になってしまう要素は、実妹というある種の符号が強く働いたのではないかと勘繰ってしまう。


 キャラゲーという敷居で見るならば十分だが、純愛ゲーとして強調できるほど洗練されてはいない。HOOKが答えを出すには、まだまだ時間がかかりそうだ。



【雑記】
 “お”兄さんと呼ばれるのは流石に違和感があった。

「門を守るお仕事」レビュー

門を守るお仕事門を守るお仕事
(2012/09/28)
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をレビューさせていただきます。久しぶりにキャラのゲームを買ったような気がします。
とは言え、正直なところ期待はずれですね。

これ買うなら、同人ゲームの「魔物っ娘ディフェンス」(とま団)をやりましょう。
知名度はありませんが面白いですよ。ちなみにツクール系で、ネット環境が必要なので注意。参考までに。

評価(☆→★→◎→○→△→×)
シナリオ・テキスト△
グラフィック△ 
エロ△
サウンド△ 
ヴォイス○ 
ゲームシステム△


「滅びに通じる門は広く、その道も広々として、そこから入る者が多い。」



 これは新約聖書マタイ伝に出てくるイエス・キリストの言葉である。
 僕は、「門を守るお仕事」というシンプルなタイトルから、兵隊を駆使しつつヒロインたちとの仲を深めていくゲームを連想した。割かしとっつきやすそうな作品で、実際1周目は、それなりに思考回路を駆使してプレイできる内容ではあった。しかし、2周目に入ろうという気はさらさら起きない。それほどまでにコンプ欲を掻き立てられない理由として、あまりに物語がこじんまりとしており、ヒロインのイベントまわりが脆弱すぎると言う点が大いなるネックなのだと思う。
 ソフトハウスキャラのよろしくないところは、いつだってヒロインという存在を蔑ろにしていることなのだが、今回もその例に漏れず、プレイヤーとヒロインの間にあるであろう“赤い糸”を台無しにしてしまっていた。メイベルはまだしも、他がサブヒロインに見えてもまったく不思議ではない。それもそのはず、シナリオの流れが「門を守ること」の一点を軸として語られる以上、ヒロインのエピソードはわき道のような扱いを受けざるを得ないのだが、今回は「巣作りドラゴン」以上にヒロインが増えてしまったせいか、個々のエピソードにまるで厚みが感じられないのだ。システムにしても、「巣作りドラゴン」を彷彿とさせる変則的なタワーディフェンス系と言えば聞こえはいいものの、その出来はコンシューマとは比べるまでもなく貧弱と言っていいだろう。


・ヒロインが指揮しているはずの部隊を指示できず、
・エロ周りも非常に投げやりで毎回のように薄く、
・ビジュアル面、音楽面でさほど優れているわけでもない


とまあ、色々な欠点を抱えているこの作品が生き残っていくには、シナリオかゲームバランスが突出している必要性があるのだが、いずれにしても魅力的とは言いがたいのである。


 最初に書いたとおり、シナリオは「門を守る」使命を軸として語られ、1周60ターンの大部分をその説明に費やす。その周辺地域の情勢や傭兵のエピソードについては、まるで情報が足りておらず、結果として物語がこじんまりとしてしまった。また、ヒロインは小話のみに登場し、肝心のタワーディフェンスには全く登場しないというのだから、エロゲーと聞いて呆れる。これはもう、明らかにキャラが学習してない悪習の一つである。

 この手のゲームは、そのシステムの特性がゆえに地味になりがちだが、ある程度自由度を持たせたシステムを構築できていれば、ユーザーのストレスはたちまちのうちに霧散すると思う。しかし、このゲームは結構その辺の運営がシビアな上、休暇を入れれば入れるほどユーザーの勝利は遠くなるという、ある種の二律背反的な要素がエロとシナリオとゲーム性のバランスを崩してしまったのである。つまりエロから遠ざかれば遠ざかるほど勝利を手繰り寄せやすく、エロに近づけば近づくほど難易度が上がったように錯覚するのだ。究極的には、ヒロインとの小話を棚上げしてしまえばクリアは容易なのだが、それはエロゲーとしてはの存在価値を揺るがしかねない問題だ。エロゲーであるが以上、エロとシステムの難易度は比例させたほうが建設的だと思うが、いかがなものだろうか。
 このように、エロゲーであることに疑問を覚える構成には、疑問を投げかけざるを得ない。


 システムに関しても往時の影はどこにもない。1マップというのは流石に寂しすぎるし、兵種やターン数が限られているのは大いなるネック。プレイヤーとして「やりたいこと」よりも「やらなければならないこと」の比重が強すぎて、結局自由度だけが穴の開いたバケツのように駄々漏れになっていく喪失感を味わった。そのため如何様にも愉しめる出来とは言いがたく、1周目が終わった時点でやる気も空っぽになってしまうのである。それでいて、シナリオの全貌は「門を守りました、めでたしめでたし」というあまりにも真っ当な結末を迎えるのだから、これではヒロインを攻略する意志が枯渇してしまうというのも頷ける。
 ゆえに、ウィザクラや巣作りで味わった爽快感はまるで感じられなかったし、2周目を楽しもうとする気力も湧いてこなかった。1周目だけを楽しむSLGならば、同人でも一般でも、もっと優れたものが他にある。一見すると楽しそうに見えるタワーディフェンス系のシステムではあるが、プレイすればするほどシステムとしての作りこみの浅さが浮かび上がってくる。2周目を前提としているシナリオ構成にあって、システムが1周目で錆付いていては、脱落したプレイヤーがどういう評価を与えそうなものか。製作側は容易に想像できると思うのだが。


 かと言って、シナリオが優れているわけでもないのもまた事実だ。これまでの経緯として、ソフトハウスキャラの「シナリオがいい」という声は、当たり前の話ではあるが、「システムがいい」という評価の前に霧消してきた。それもそのはず、これまでのキャラのヒット作にあって、大概のシナリオはシステムにおんぶにだっこ状態だったわけで、特段に読めるシナリオがあったわけでも、ヌケるエロシーンが存在していたわけでもない。
 それを鑑みた上で一つ物申すとすれば、ライターは小噺を軸とした起承転結ありきの作風には、いい加減ピリオドを打つべきと警告したいほどだ。ライターがのらりくらりと12年続けているのは微笑ましいが、いくらなんでもこの作風は限界と思えるが、いかがなものだろうか。


 シナリオは周回プレイをリクエストしておきながら、システムがそれに応えられない。が、当のシナリオがそれほど読めるものではないとなると、おのずと評価は定まってくるだろう。 


 さて、狭い門から入れと太古の戒めにもあるように、必ずしもプレイしやすそうな作品が後々まで面白いとは限らない。1周目よりも2周目が、2周目よりも3周目が楽しめない作品であることは間違いなく、どんどん面白味が先細っていく印象を受けた。奇しくも、箴言通りの作品と言えるだろう。



【雑記】
 1ターンに部隊を1つしか動かせない仕様はバグの域。
【!ちゅうもーく!】
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【ヤキモチストリーム】応援中! 『PRETTY×CATION』を応援しています! ま~まれぇど新作第9弾『プライマルハーツ』
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Atora

Author:Atora
エロゲレビュアー歴10年目。ゲームは基本的に雑食。まわりの評判と自分の直感でプレイするものを決めるタイプ。クロシェットの大ファン。仕事が多忙につき、更新頻度が大幅に落ちています。
何かご用がありましたら lycaon-theあっとjoker.117.cx  までお願いします。

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