プレイする時間に費やしてると、どうしてもまともにレビューを書けませんね。当たり前ですが。。。他の人はどうやって旧作もプレイしているんだろう。謎です。
先月の作品を振り返ってみましょう。
毎回のように個人的なハナシで恐縮なんですが、
・ひめごとユニオン ~We are in the springtime of life!~
・カルマルカ*サークル
・BALDR SKY Zero -バルドスカイゼロ-
―――ここらへんをプレイしました。カルマルカは……なんというか先月、『最低でもキャラゲー』と書いたんですが、本当にそれくらいのゲームになっちゃってがっかりしてます。
中古の価格帯にも言及しましたが、都内では5000円切ってまして、これ以上買取が下がっちゃったら、浮上するのはもう少し先の話になりそうです。ほんと市場は正直です、うん。
バルドスカイはとにかく不正終了が多すぎ。ちまちまセーブしながらやってました。パソが新しめなので、動作には問題ありませんでしたが、ちょっとなあ…。先月は催眠演舞も微妙らしいですし、チュアブルも知人いわく「………お察し」だそうです。色々と難がある作品の多い月でしたね。リベリオンは後でやります。
気を取り直して、10月度ですが………作品が少ない中、やはり3つ選んでみました!
◎魔王のくせに生イキだっ! 2 ~今度は性戦だ!~(Luxury)
【原画】かんたか、まはん。、ぎん太郎
【シナリオ】小沢裕樹、間﨑俊介、葵樹、Re-born
【Atora評】「えっ?」って感じかもしれないが、先日過去作を2つプレイした結果、これを推すことにした。
ヌキで一定の評価を得たゲームの続編。前作とクリエイターがほぼ同じで、作風が大体分かっているだけに、今回も似たようなものだろう。こういう作品は強い。
批評空間はヌキゲーが弱く出てしまうキライがあって、このシリーズも若干目立ってない印象がある。シナリオはイヤでもおバカな路線を彷彿とさせる内容だが、その分エッチ方面のテキストには定評があるので、先月のどこぞの萌えゲーブランドのように“エロゲーなのにエロが手抜き”なんて痴態は見せないだろう(アレは、作風にしてもテキストが酷かった)。
Luxuryはもっとユーザーがいてもおかしくなさそうなものなんだが、やはりディスクレス起動ができないのが響いてしまっているのかもしれない。抜きゲーと考えると、これはちょっと使いにくい。ここらへんは、フクザツな事情があるからなんとも言えないので割愛。ただ、フルプライス未満の価格帯(7140円)にしては、フルプライスと見紛う内容だけに、ヌキゲーと割り切って手を取るのは悪くないと思う。
○ココロ@ファンクション! (PULLTOP)
【原画】ひなたもも、基井あゆむ、田口まこと
【シナリオ】高嶋栄二、なたけ、八璃
【Atora評】不安と期待が綯い交ぜになっている。前作『この大空に翼を広げて』の勲章が、いまだ燦然と輝き続けているからだ。そのあまりの栄光に、この作品が雲隠れしてしまう可能性はどうしても拭うことができなかった。“かにしの”ほどではないが、前作の壁はやはり圧倒的。本命に推せなかった原因はここにある。
前作は実に“気持ちのいい”作品で、心にストレートにぶつかってきた。青臭さの残る部活動を通した恋愛AVG。ありふれた題材だからこそ、クリエイターの実力がビジュアル・シナリオ・サウンドなどからモロに伝わってきた。ごまかしてないから好きだった。
今度の新作に際して、クリエイターの実力を秤にかける真似をするのは野暮かもしれない。しかしエロゲーユーザーはなんとも我儘な生き物で、面白いと感じる感覚の上限には限度がなく、下限は軒並み上がっていくのだから、自分も含めて性質が悪い。これは感覚の問題。せん無いこと。
ところで、これまでのPULLTOPは、批評空間内にて“平均70点を切るフルプライス作品を出していない”。このことはPULLTOPブランドを取り上げる以上、避けては通れないことだと思う。それを1作はおろか10年12作続けているブランドなど、指で数えるほどもない。私も10年ほど批評空間のユーザーを続けているが、一定以上の信用は預けられるブランドだと認識している。
安定感で言えば、このブランドに勝るゲーム会社もそう多くはあるまい。あとは、クリエイターが前作をどこまで意識“しない”ものづくりをできるか。今までどおり、萎縮しない作品づくりをしていただきたかったが、さてマスターアップ……どうなるか。
▲ちいさな彼女の小夜曲(feng)
【原画】浅葉ゆう、鶴崎貴大、へるるん、なちゅらるとん
【シナリオ】柊☆たくみ、狩野伊太朗、陸奥竜介
【Atora評】特典画像も出たし、おそらく延期せずに出るだろうと風の噂で聞いた。“fengの納期はあってないようなもの”というのは有名な話だが、作品自体はちゃんと体を成しているので評価できる。
新作は、できれば『Aster』のような均整の取れたシリアス路線を願う。『星空へ架かる橋』は構成力の無さを露呈していた。ダラダラとした日常が続いてしまい、倦怠感が著しく溜まる作品だったので。どっちの方向に傾くかは微妙だが、とりあえずロリ巨乳がいるのでよしとする(ぇ
最後は趣味ですw
あとは、『巨乳ファンタジー外伝2』でしょうか。これはワッフルの中でもイイ感じですからね。評者として外せなさそうです。
『ワルキューレロマンツェ More&More』と『HHG 女神の終焉』は積極的にプレイしないと思います。『うそつき王子と悩めるお姫さま -PRINCESS SYNDRONE-』もあんまりプレイ意欲が湧いてきません。たぶん、キャラクターのビジュアルと僕の感性の問題だと思います。あと、みなさんワルロマは買うでしょ?
先月の分で、『オトメスイッチ』と『ものべの-HAPPY END-』も推していましたが、そちらも相変わらず注目しています。今月は作品数が少ないので、プレイする作品は限られそうです。と言いながら、結局いくつもプレイしちゃうんでしょうけれどw
ではではこの辺で。長文レビュー書きたい…。
→仕事用のテキスト打ちに戻るorz