ふたみルートの途中です。萌えゲーとシナリオとの乖離について先日コメントさせていただきましたが、今日はそれについて少し詳述したいと思います。
包み隠さず申し上げると、これは萌えゲーではないと信じたい。そりゃ“萌え”については各個人によって差があるし、“ツンデレ”を萌えと言う人もいれば、“ロリキャラ”を萌えと言う人もいる。こんなのはプレイした人の感性なのではないか。
あとそれに関連して。これはとんでもなく私的な意見なのだが、「未寅愛々々こそヒロインの座に相応しいと考えるほど、“萌えゲーのフィルター”がかかってしまうのではないか」と、ふたみルートの終盤(たぶん)まで来て思うようになった。
もちろん、他のルートでは目立たないことも承知の上。流石に絵の影響力は否めないし、はっきり言ってシナリオにも問題がある。しかし、作品自体を敬遠するほどではなく、食指が動くのが不思議なところである。現段階で言えるのは「この作品は未完成か、完成しすぎているかのどちらか」ということだけ。萌えゲーとしての意地とシナリオゲーとしての意地は間違いなくぶつかっている。だから、大作のわりにテキスト以外から仰々しさを感じず、凡百の作品と目に映ってしまうのだろう。考えてみると、、、ライターと原画家が共に夜郎自大なのは気のせいだろうか…。
乱雑に文章を羅列してみましたが、今もって半端な評価しかできません。『カタハネ』同様、全シナリオをプレイしてみないと、こちらも即断は出来ないようです。
今日は友人と突発で飲み会をしたので、ちっとも進みませんでした(苦笑)。気を取り直して、明日からゆっくりプレイさせて頂くことにします。ふぅ~、疲れた。。。おやすみなさい。
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