……難しい、とても難しい。今更こんなことを言うのも変ですが、レビューというのはいやはや難しいものですね。特に人様の評価を多分に参考にしてプレイした作品の場合、そう無碍に評価も出来ませんので、今ちょうど唸っていたところです(汗)。息抜きということで(笑)。
さて、みなさんはどのようなレビューを書かれますか?…色々なタイプがあると思います。定点批評、比較論考、内容考察などなど、様々な作品が様々な角度から照射されてこそ、作品価値は相対的に向上したり下落したりするのではないでしょうか。レビュー(≒批評)を誰かしらが書くというのは、ゲームが‘作品’たる所以でもあります。これはもはや運命……いや大袈裟すぎました……一種の予定調和と言えましょう。
普段、みなさんがどうやってレビューを執筆されるのかは存じませんけれども、私はプレイしつつ感想を書くタイプです。ある程度考えがまとまってきたら、さらさらっとメモを取るような感じで書いています。たとえば『車輪』シリーズは、一章ごとに区切って考えたため、比較的自分でも納得のいくレビューとなりました。
で、今回の作品『カタハネ』なんですけども、冒頭でも言っているようにレビューするのが‘難しい’。なぜかと言いますと、答えは単純で‘中心が全く見えないから’です。シナリオの起点となっているのはココだろうと薄々気づいてはいるんですが、百合やワカバシナリオの存在を黙認するのは私としても避けたい。‘感想’になってしまうのでは全く意味がありません。『車輪』とは違い、オールクリアの後に一気に書き上げたほうが、変に邪推せずにすんだかも。ちょっぴり後悔しています。
一度閃いた文が、頭の中を廻っては消え廻っては消えしているような状態なので、今日は混乱を避けるためにもプレイを控えました。なぜか『DALK外伝』なぞプレイしてたのですが、久しぶりにやると面白いもんです(笑)。……っと失礼。『カタハネ』はもっと純粋になって読まないと駄目かもですね。明日、固定思考を払拭してから、プレイに臨みたい。では、おやすみなさい(眠)。
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