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「どうして抱いてくれないのっ!?~女の子だってヤりたいの!~」レビュー

どうして抱いてくれないのっ!?~女の子だってヤりたいの!~どうして抱いてくれないのっ!?~女の子だってヤりたいの!~
(2011/08/26)
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のレビューです。新作の「ランスクエスト」と「ダイヤミックデイズ」をスルーしてプレイした結果や如何に。

評価(☆→★→◎→○→△→×)
シナリオ△
グラフィック△
エッチ△
サウンド・ボイス◎
ゲームシステム○ 


「魔法にかかったままセックスすると、主人公の存在を忘れてしまう」という設定が、大いなる仇となってしまった。エロゲーであるにもかかわらず、エロシーンに制約をかけるという自縄自縛気味な設定のせいで、ライターが腐心してエロいシチュエーションを創り出そうとしているように見受けられる。その結果、総Hシーン数に対するオーラルセックスの割合が高くなったものだと思われるが、そこに情状酌量の余地はあるとしても、エロの描写が期待よりもはるかに薄いのは否めない。エロ濃度で言えば、同梱の「アネカノ80%」のエロさ未満という体たらくであり、決して満足できる水準とは言いがたいだろう。色々と疑問の残る作品であった。


最先端のIT学園都市。

フラれまくる主人公と突然現れた魔法少女。

そして、魅了の魔法とは



 これら見惚れがちな設定の数々に加え、「女の子だってヤりたいの!」なんてインパクトあるサブタイトル…………これに誘われたのがいけなかった。多岐にわたる大風呂敷の設定をどう生かすのかと窺っていたが、全てを畳みきるのは単なる絵空事だったみたいだ。


 とにかく物語が窮屈に感じた。
 このシナリオ、やたらと舞台装置や設定は壮大なのだが、あまりに大雑把に物語が進行するため、装置本来の機能を成していないようである。物語を読了するに、IT学園都市という舞台は、この物語にはあまりに広く、身の丈が高すぎる。大半のルートが、この舞台をうまく活用できてないのでは、わざわざ説明までして設定した意味合いに欠ける。都市全体を国家プロジェクトという規模のレベルまで引き上げる必要はなかったはずである。蛍ルートでは有効活用されているが、超展開すぎて鼻白んでしまった。
 作中で話題性の高いプログラミングコンテストやら魅了の魔法やらは、小道具として出したのはいいものの、結局のところ、最低限の役目しか果たしていない。前者は「一位おめでとう」の一言で終わるような描写だし、後者はエロシーンを自ら低い水準に成り下げているとしか思えない。


 主人公のノリの良さはなかなかのもの。バカゲーという点では、こういった肉食系のお莫迦な主人公でも、なんら問題はない。
 しかし、このノリが伝染したかのような地の文はいただけない。主人公視点なのは大いに結構だが、地の文でやたら自分にツッコミを入れたり、言い聞かせたりしすぎて、かなり寒々しい。お世辞にも、読んでいて親しみのある文章とは言いがたいだろう。



 エロは微妙。タイトルが大胆で直接的な割に、エロの完成度はかなり低いと思う。
 回想は26シーン。数はそれなりに豊富であり、先のテキストにおける問題もなりを潜めている。キャストはツンデレの璃乃役に青山ゆかり、清楚美人の卯月役に遠野そよぎ、ほんわか系の瑠花役にまきいづみを充てるなど、その配役にはそつがない。だが、肝心のCGがエロくない―――――これはCGの背景がディテールに欠けており、一様に寂しいせいでもあるだろう。
 だが、それよりも問題なのは、冒頭に書いたコアたる設定だ。


 「魔法にかかったままセックスすると、主人公の存在を忘れてしまう」

 という設定。これがエロまわりを台無しにしている。


この作品がエロくない元凶を探るとしたら、まさにこの設定に尽きると言っても決して過言ではない。この設定のせいで、エロシーンはフェラ・スマタ・69といった前戯を中心に描かざるを得ず、本当にエッチまで行ってしまうシーンは数えるほどしかない。また、こういう記憶喪失モノの暗黙の了解はこの作品でも顕著であるが、事に及んだその後の展開が、蜥蜴のシッポ程度しか描かれていないというのは問題だ。いくらなんでも短すぎである。「女の子だってヤりたいの」というサブタイトルを、羊頭狗肉と貶されても仕方のないところである。

 結果的とは言え、「おまけ」や柊蓮という男の娘ルートでもって、エロ濃度を水増しならぬエロ増しせざるを得ず、本編以外でのエロのほうが濃いヒロインもいるという構成力の低さには疑問を覚える。未プレイのプレイヤーも、エロ濃度はかなり低めに見積もった方がいいだろう。おそらくは、付属品の「アネカノ」80%ディスクのほうがエロく、実用度も期待できるはずである(「アネカノ」原作をプレイ済みのため、80%ディスクに関してはインストールしていないことを記す)


 自分の首を自分で締めた奇術師が、その解き方を忘れていたのでは話にならない。それでは、もはや道化でしかないのである。



【雑記】
 ちぐはぐな作品でした。「アネカノ」では新進気鋭なところを見せていただけに残念です。

蓮はどう見てもおにゃの・・・・・・・ただでさえロリ分が不足しているゲームなので、
バランス取るために普通のヒロインでよかったような気もします。

まきいづみ時空は相変わらずでしたね。
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Author:Atora
エロゲレビュアー歴10年目。ゲームは基本的に雑食。まわりの評判と自分の直感でプレイするものを決めるタイプ。クロシェットの大ファン。仕事が多忙につき、更新頻度が大幅に落ちています。
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