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「ヴェルディア幻奏曲」レビュー

プリティプライスシリーズ ヴェルディア幻想曲プリティプライスシリーズ ヴェルディア幻想曲
(2010/11/19)
Windows

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2008年のゲームです。需要があるかと言われれば殆どないと思いますが、中古価格が1000円前後とあって、ついでの一本としては、オススメしたい作品の一つです。

 まあ、心には残りにくいんですけどね。まったりしたい人にはいいのかなと。批評空間では、70点をつけさせていただきました。

評価(☆→★→◎→○→△→×)
シナリオ△ まったり……しすぎですね。HOOKさんもびっくり。
グラフィック○ クセのある絵。嫌いじゃないですが……枚数が足りない。
エッチ× 弱いです。
サウンド◎ 惜しい。雰囲気は出ています。
ボイス★ 安定のメンツ。
ゲームシステム○
心に残らない、残ってくれない。

 音楽が成した物語。エスクードから生まれたのが不思議なくらい、安穏さに包まれ、心穏やかに紡がれる日常は、こと超常に傾きがちなファンタジー作品の中にあって、異色の存在感を放っている。

 ファンタジー世界の“音楽”に目をつけた着眼点は面白い。数少ないサウンドはその世界観を投影しており、最低限の雰囲気を演出できている。しかし、当の音に対する配慮が圧倒的に行き届いていない。音楽を扱うには曲数が全然足りないし、音楽に関する部分には粗が見られるからだ。

 日常はこれ以上ないほどゆったりと描けている。これはよし。しかし、演奏風景の描写が致命的だ。いざ音楽をやるとなっても、一つ一つのイベントから、音楽に対するキャラクターの情熱、真摯さがいまいち伝わってこない。演奏自体の描写が薄いと言うよりも下手なため、せっかくの音楽という主題がぼやけてしまってしまっている。まるで臨場感がない、この演奏会は。

 エロゲーにお約束のシナリオ分岐も似たり寄ったりで、どれもが寸足らずという感は否めない。そのため、物語の全貌を明らかにするよりも先に、ストレスが打ち克つのは目に見えている。エロも極めて薄く、ビジュアル方面でもさほど評価できる点が見当たらない。最終的には、雰囲気オンリーという評価に落ち着いてしまうことだろう。

 この作品は、音楽を物語に絡めて巧く描写できなかったため、クライマックス不在という愚を犯したように思える。それほど世界は穏やかで、読み進めていくうちに物足りなさを感じてしまう。

 もどかしさが募るも、いつの間にか記憶の波間に漂っていそうな作品である。


「時は流れても 心の奥に いつまでも忘れられない ひとつの歌がある」 (歌よ ありがとう)


さて、あなたの心に、このゲームは残ることができますか?



【雑記】
 普段のエスクードからは想像できない作品です。

挑戦的ですが、突き抜けきれていない印象です。
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Author:Atora
エロゲレビュアー歴10年目。ゲームは基本的に雑食。まわりの評判と自分の直感でプレイするものを決めるタイプ。クロシェットの大ファン。仕事が多忙につき、更新頻度が大幅に落ちています。
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