こんばんは。
ツイッターで「精力的に動きたい」と発言してしまったので、珍しく有言実行してます。8月になりましたので、今月、私Atoraが期待している作品を3つほどラインナップしてみました。
その名も“これはやれ!”。“これ流行れ“と“これはヤレ”のなんとも安易なWミーニング。最悪なネーミングセンスのコラムですが、毎月やっていければ幸い。こんな厳しい世の中、少しでもプレイヤーが増えたらもっともっと幸いです。
紹介する前に7月の作品をちょっとおさらい。
7月は『天色*アイルノーツ』と『乙女理論とその周辺』に期待が集まり、『ギャングスタ・リパブリカ』、『ナマイキデレーション』、『グリムガーデンの少女』の3作品が追う展開でした。
現在はグリムガーデンの躍進振りに心惹かれる結果となっていますが、思ったよりアイルノーツが奮わなかったのは気がかりです。中古市場の値下がりも激しいですし、直前で買い控えたプレイヤーとしては、どこが悪かったんだろうかと気になってしまいます。そのうちプレイするかもしれません。なお、『ナマイキデレーション』はレビュー予定。
では8月の作品をば見ていきます。
今月は7月に比べてなんだか小粒という印象が拭えないんですが、『辻堂さんのバージンロード』&『黄雷のガクトゥーン:シャイニングナイト-N'gha-Kthun:Shinning Night-』は、ファンディスク枠として期待できそうです。ただ、この2つは私Atoraが本編未プレイのため、オススメからは外します。すごく無責任な物言いですが、FDってファンの方がプレイするべき作品だと思いますから。未プレイ者があれこれ言うもんではないです。
というわけで、完全新作から3つ選んでみようと思います。
◎にゃんカフェマキアート ~猫がいるカフェのえっち事情~
(Skyfish poco)【原画】ゆき恵、ヲリ、るぴ様、ひなた睦月
【シナリオ】弘森魚、小林教、御厨みくり
【Atora評】ケモノっ娘好き垂涎、というよりも猫好き必見か。猫コスは数あれど、純粋に猫+エロというのは結構数が限られてて、意外とニッチなジャンルなのかもしれない。この作品も純粋なケモノっ娘ではないから、アウトローと言えばアウトローなわけだが。
作品の見どころは、やはり濃厚なエロ部分。甘くも野生的なエロに期待したい。前作『ぽちとご主人さま』は緊縛や浣腸といったSMを取り入れた作風で、自ずと門戸を狭くしてしまった印象があった。今回はそこまで踏み込まずに、“萌え”を地でいく作品なぶん、よりポピュラリティーは上がったと見る。
複数原画ながら、ビジュアルには往年の安定感さえ滲み出ている。シナリオももちろん注目しているが、おそらくテキストとシチュエーションのエロさで評価が小幅に上下するであろう作品。ケモノ風味の時点でプレイヤーが絞られそうな感じもするが、大きく評価を落とすことはないと見る。比較的小粒な作品が集う8月はここから攻めたい。
○星ノ音サンクチュアリ
(ま~まれぇど)【原画】鳴瀬ひろふみ
【シナリオ】北川晴、吉川芳佳
【Atora評】またもエロ枠。濃厚な萌エロを期待できる貴重なメーカー。これまでは、設立以来よく分からない方向に暴走してしまうシナリオに難があった。今作は北川晴氏が手がけるいうことで、過剰なファンタジーやSFは顔を覗かせないのではないかと予想。
まあ、一切波風を立てないのもそれはそれでどうかと思う。北川シナリオは『ましろ色シンフォニー』や『はるのあしおと』のような、ゆったりとした話に親和性が高いように見受けられる。決してエロいというわけではない。はたして、ま~まれぇどの濃厚なエロに溶け込めるか。そこがユーザーとしては心配な点ではある。爆発力にはかなり乏しいものの、なんだかんだで平均ちょい上くらいで落ち着きそう。氏が開発チームに加わったことで、予想以上に無難な作品に仕上がる気配がある。
▲あおぞらストライプ
(Astronauts)【原画】ピロ水
【シナリオ】玉沢円、来る夢みんと、すまっしゅぱんだ、龍岳来
【Atora評】結局、3つともエロ枠。ピロ水氏の前作『えれくと』が予想以上にエロかったので、ここは推せるブランドと見る。実用的に見ればAstronautsというのはトップクラスと思うんだが、どういうわけか批評空間では注目度が低く出てしまう。おそらくレビューを書かない比較的年齢の高い層や中古待ちといった見えない層が、割かし多いブランドなんだろうと邪推してみる。
『えれくと』ではサキュバス、そして今作では水着ウエイトレスと、主に着衣でのエッチに期待できそうだ。その方向性で行けば、エロだけでなく服飾センスのいい水着や下着にも注目したいところである。季節感たっぷりな作品なだけに、夏の最後に一本プレイしてみるのも悪くはない。それにしても、ここのHPは結構リンクが切断されていることが多いので、改善していただきたいところ。
といった感じで3つはプレイするつもりです。
他では『PriministAr-プライミニスター-』と『イノセントバレット』に注目。ただ、私はどうもHOOKとは親和性が高くないらしいので、ビジュアルに惹かれて手を伸ばしつつも、最後は我慢して見送ると思います。ダークホースとしては、笛&J-MENTのコンビが送る『ふたりのクオリア』&『ひとりのクオリア』も抑えたいところですが、如何せん発売延期とブランドの弱さが気がかり。『カタハネ』のような爆発力を秘めているだけに、評判がよければ購入という動きになるでしょう。今月のプレイ予定としてはこんなところです。
というわけで、1ヶ月ぶりの更新になりました。実はここ数年、ずっと仕事に追われておりまして、その間に酷い腱鞘炎を起こしたり、健忘に近い病み方をして精神科に行ったりしました。少しは落ち着いていたのですが、最近になって、また色々と馬鹿馬鹿しくなったので、フリーの時間は好きなことに使うようにしました。
ツイッターに呟いたとおり、なるべく精力的にレビュー記事を書いていこうと思います。今後とも『死者、猫、通り雨』をよろしくお願いします。
追記・・・ブログのサブタイトルを変えました。At(o)random………無作為でも書くことが大切との考えからです。Atoraの中の人はかなり適当に生きてますんで、これくらいラフでちょうどいいです(笑)
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